ヨガスタジオ ブルーコスモス@京都

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ヨガスタジオ ブルーコスモス近況

 

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朝のクラスが始まる前のスタジオの窓からの眺め。この季節は新緑が美しいです。

スタジオは不思議な静けさに満ちています。

 

日頃はスタジオをご利用くださりありがとうございます。

 

お陰様で先日お寺ヨガを無事終えることができました。通常クラスの合間にまた、日頃とは違った内容を楽しんでいただけるイベントを企画中です。

 

2年目のブルーコスモスも少しずつ過ぎていっています。日々、「この小さなスタジオで何ができるだろう」と考えています。実はあまり深く考えて名付けたわけではない、“ブルーコスモス”というスタジオ名。ターコイズブルーのコスモスのマークが先に思いつき、そこから“ブルーコスモス”という名前が思い浮かび…という感じで決まりました。

ですが、ターコイズブルーのコスモスのマークと“ブルーコスモス”という名前が道しるべのようになって、スタジオが進んでいるような感覚がしています。

 

フリーのインストラクターとして活動を続ける中で、ふくらむ思いをどうしても実現したくなり開設したスタジオ。

お客様と誠実に向き合える空間とはどういう場だろう? 私のイメージを実現することは経営として成り立つのだろうか。

 

私自身は正直なところ、少し経営とは相いれない感じなのですが“現代のお寺”のような場を提供したい、という気持ちが根底にあります。心だけではなく自分の体とも向き合える。静かに体と向き合うともっと深く自分自身を感じることができる。

それは何かたいそうなところへ行ったり、何かに所属したり、特別な知識を必要とするものではなく、花を眺めるように自然で誰でもどこでもできることだと思います。ただ、自分を感じ自分と向き合う。すごくシンプルなことです。

 

たまたまスタジオのすぐ近くに、利休の待庵という国宝のお茶室があります。二畳です。見学したことがありますが息をのむような静謐でささやかな空間でした。余計なもの、余計な情報がない。

そこを見学してからは、茶道の心得はなく本による知識しかありませんがお茶室で生み出される世界を、この小さなスタジオで体現しているような感覚もしています。

お寺のようなお茶室のような…。

 

外からの情報が多く、どちらかというと“私の感覚”“私の思い”等は押し殺され、外に合わせ外のものがすばらしく“内なる私”は取るに足りない存在のようにいつの間にか思い込まされている…ことにも気付かず日々が過ぎていく。

 

野に咲くコスモスのようなスタジオです。この先どうなるか、もちろん色々なイメージを持っているのですが、いつも結論は、正直なところ分からないで終わります。今を心を込めて生きることしかできない、というのは本当ですね。

 

一輪の花のように清々しく生きていく。お客様の内なる輝きを大切にしサポートする。そこからぶれが生じないように進めるところまで進んでいく。そんな気持ちでおります。

 

今日はスタジオへの思いを書かせていただきました。これからもどうぞよろしくお願い致します。

Takeuchi

www.yoga-bluecosmos.com