ヨガ初心者のかたへ~今だから勧めるヨガ~
こんにちは。ブルーコスモスです。今回はアーユルヴェーダ ヨガ講師のyukiko先生からの寄稿です♪
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ヨガは身体が「硬いから無理」とか、「かっこよくアーサナ(ポーズ)をとることができないから恥ずかしい」とか考えていませんか?
そんなことを気にする必要は全くありません。そもそもヨガは自分と向き合い自分を中から観ることで、他人と比べたりパフォーマンスの完璧さで満足感を得るものではありません。だからヨガをすることをすべての方にお勧めします。
在宅ワークや自粛生活による活動量の低下、マスクをつけ続ける生活から、浅く早い呼吸になっていませんか?
それは体の不調のサインです。
ヨガはインストラクターが呼吸や動きのガイドをします。呼吸を伴なって動くことでいつの間にか深い呼吸ができます。
深い呼吸は身体を緩めるだけでなく、自律神経を整え、副交感神経を優位にさせ、精神も安定します。ヨガは、自分が気持ちいいと感じること、そして自分の体に対する新たな気付きや発見を楽しむことが大切なのです。
ヨガの入り口にちょうどいい♡アーユルヴェーダヨガ
コロナ禍でストレスが溜まっていたり、テレワークや巣ごもりで体がこわばっていたり、知らず知らずのうちに身体に不調をきたしていませんか?
アーユルヴェーダとはインドの予防医学です。
心も身体も健康であるためにはどうしたらよいのか?「健康は心から」ともいいます。
アーユルヴェーダヨガは本当の自分につながるためのツールです。外に向いた意識を内側へと向け本当に癒されていない部分と向き合い、受け入れ不調を克服することです。
アーユルヴェーダではドーシャ(体質=ピッタ、ヴァータ、カファ)診断により、自分の体質を知るところから始まります。自分の体との向き合い方を変えるだけで心も身体も楽になります。
健康への近道=魔法のルーティン ディナチャリアの実践
アーユルヴェーダのディナチャリアとは、毎日のルーティンのことです。
毎朝すること。
①舌みがき
②白湯を飲む
③鼻うがい
④ヨガ など。実践することで明らかに体の変化が見られます。
前日からのリセットできなかった嫌な感情、もやもやする気持ち、ネガティブな思考を「流す」という行為にとらえてもいいかもです。
どのように変わるのか?!まずは半年継続してみることをお勧めします。継続は金です!!
ディナチャリア①舌みがき
舌苔とは、舌の表面にある凹凸に口内の細菌が堆積して苔状になったものです。
細菌とは、口内の皮膚がはがれてできた垢や食べ物のカス、唾液の成分、微生物などが溜まって形成されています。
特に眠っている間は、お口の中の乾燥と唾液の分泌量の低下のために起きている時よりも細菌が増加します。
朝起きてすぐの時が一番舌苔が多いという事です。ですので朝起きて一番にまずお口の中を綺麗にすることをお勧めします。
舌苔を取るのにはタンスクレーパーというツールがありそれを使います。
ディナチャリア②白湯を飲む
お口の中を綺麗にした後で食事をする前にお白湯を飲みます。
人肌に温めたお白湯は内臓に負担をかけず流れていきます。そして眠っていた体をやさしく起こしてくれます。
内臓を起こすことから徐々に体の循環を促すことが朝のルーティンには必要です。
また、大腸への刺激がスッキリとした毎日のお通じにつながります。体外に出るはずの老廃物、つまり宿便を作らないことが大切です。
ディナチャリア③鼻うがい
花粉症の季節になると思い出す鼻の不調です。でも普段から年中気にかけてあげたい鼻です。
ストレスなく呼吸できることは、健康の基本です。そのための鼻うがいの仕方をご説明します。人肌に温めた塩水で鼻を洗います。
ネティポットという専用のポットにお湯と塩を少し入れ、片方の鼻の穴から注ぎもう片方の鼻の穴から出します。鼻が詰まっている時は上手くいきませんが、気にせず毎日繰り返すことで鼻の通りもよくなります。
鼻は臭いを感じたり呼吸をするだけでなく、空気の中のごみやウイルスなどが体の中に入るのを防いだり、体の中に入って来る空気の温度や湿度を調節する働きもしています。
外からの体に良くないものの侵入を防ぐフィルターのような役目を持っています。フィルターを常に綺麗にしておくことは清浄機能を高めることにつながります。
これは特に朝する方がいい。という理由はありませんが、一日の始まりにスッキリしたい方には朝がお勧めです。
ディナチャリア④ヨガをすること
太陽と共に覚めた身体を動かすこと、朝は活動するのに良い時間です。
ヨガで呼吸を伴ない身体を動かし、意識して体を活性化させることは、爽やかな一日を開始するためにとてもいいです。
ヨガを通して、朝の太陽や大地のエネルギーを体に感じ、当たり前のように来ると思っている毎日に感謝する。ヨガの時間が、そんな時間になりますように。
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yukiko先生、ありがとうございました!bluecosmos