自分を知る楽しさ
ヨガの魅力は自分を知る楽しさに尽きる。近頃はつくづくそう感じています。 (また変わるかもしれませんが)
ヨガと出会った頃は、腰の痛みがやわらいだり、 柔軟性や筋力が増して できなかったポーズができるようになったり。そういう体の変化がとても楽しかったですし嬉しかったです。もちろん今でも嬉しいです。でも少しずつ劇的な変化、のようなことは 落ち着いてくるようになりました。
そして、そういえば 意識が変わってきているかもしれないなとつい最近思いました。 思うままに体を動かし、ヨガの練習をしていても相変わらずできないポーズがある。 何でこんなに変わらないんだろうな…と思う一方、ほとんど無理だと思っていたポーズが 少しずつ深まってくる。それも何年もかかって。
できるかできないか。できるポーズができるようになるか。というよりもそんなふうにしてあれこれ自分の体を動かしながら感じることがただ単純に楽しい、と思っていることに気付きました。
ヨガのポーズをとっていると自分を知ることができる。 自分の体。自分の心。その奥の魂。単純に体を動かすことって楽しい。 呼吸をするって気持ちがいい。 少し難しいポーズに挑戦している時 研ぎ澄まされていく集中が心地良い。
体の痛みがやわらいだり、不調が整ったり、ボディラインがすっきりしたり。そういう変化が感じられた時に感じる喜びも もちろん大きいです。その喜びを追及することも 大事なことだと思います。
自分の体は自分だけのもの。知れば知るほど神秘的なもの。ヨガと出会わなかったら、 今のように自分を知ることができずせっかく生まれてきたのにもったいなかったと思います。あなたはいかがでしょうか。
written by 竹内有子